データヘルス計画で「出戻り患者」の受け入れを考えよう

2015年度からデータヘルス計画が始まります。

特定健康検査(特定検診)や診療報酬明細書(レセプト)などから得られるデータの分析に基づいて、保健事業をより費用対効果の高いものにしていこうというのが狙い。これによって、糖尿病の新規の患者さんが増えたり、治療を中断していた患者さんが戻ってくる可能性があります。

責めずに温かく迎えると、病気に真剣に向かい合うようになる

データヘルス計画実施の背景には、高齢化や生活習慣病患者の増加に伴う医療費の高騰が社会問題化している点があります。特定健診やレセプトの電子化されている情報を活用することで、それを分析し、各保険者の責任においてしっかり保健指導を行い、医療費削減を目指そうという取り組みなのです。

生活習慣病のなかでも当面のターゲットになりそうなのは糖尿病です。放置や治療中断で、糖尿病性腎症に移行してしまう患者を減らすのが目標となっております。各健保間の実績も可視化されることになるでしょう。

今後クリニックには糖尿病の新規の患者さんや、治療を中断していた患者さんが「出戻り」でやってくるでしょう。そのときに、いかに受け入れるかが課題となります。

特に治療を中断し、通院にブランクがある患者さんには、温かく迎えてあげる必要があるでしょう。「どうして勝手に治療をやめたんだ」と責めてしまうと、患者さんがせっかく意を決して戻ってきてくれても、また治療を中断してしまいかねません。

「お待ちしておりました」と笑顔で親身の治療を行うことで、患者さんは自分の病気と真剣に向かい合うようになります。まずはいかにして出戻りの患者さんを温かく受け入れるかを考えましょう。

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