歯科では高齢者の医療費が増加

現在、歯科医業では高齢者の医療費が増加しています。もちろん、高齢者医療費の増加は業界ではすでに分かり切ったことかと思います。

実際にどの程度のものなのかを見てみることにします。

65歳以上の歯科医療費は全体の約37%

厚生労働省が2014年12月に発表した「医療費の動向」調査を見ると、平成25年における65歳以上の高齢者歯科医療費は約9,800億円で、実に全体(2兆6,268億円)の37%前後を占めています。

ここ3年間での歯科医療費全体の伸び率は4.8%の増加。これを世代別でみると以下のようになっています。

「未就学者」…1.9%増

「就学~64歳」…0.4%減

「65~74歳」…10.6%増

「75歳以上」…19.4%増

高齢者における歯科医療費の増加が著しく、全体に影響を与えていることがわかります。

高齢者1人当たりの歯科医療費は未就学者の約3倍

続いて、1人当たりの歯科医療費を世代別に見てみましょう。同じ統計資料をベースに1人当たりの年間歯科医療費を比較すると、高齢者の1人当たり歯科医療費は、未就学者の1人当たり歯科医療費の約3倍にもなります。

高齢者は1人から得られる診療報酬の単価が高く、数も増加している層であることが明確な統計数値の情報として読み取れました。今後の医院経営の方向性を考える上でヒントになるでしょう。

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